いじめ克服体験談心がぎゅーっと痛くなるよね。力になるよ。

高3の夏休み前、友人とのトラブルをきっかけにクラスの女子から避けられるようになり、学校ではひとりぼっち。クラスメイトや担任に「助けて」と直接言いましたが、「自分でなんとかしろ」と笑われました。そのうち教室に入れなくなり、朝も起きられず夜も眠れないようになりました。精神科では適応障害と診断され、登校することができないほど身体症状が出ていました。

今でも病院に通い、睡眠薬を飲んでいます。学校からの連絡は怖くて、体がこわばり涙が出ます。仲間はずれにされたり、無視されたりする悪夢を見ます。そのたびに、心がぎゅーっと締まって痛くなります。感動した時に胸が締まるような痛みじゃなくて、もっとずっと長時間の激痛です。

でも、その痛くて死にたい中で思ったことがあります。私が痛みに気がつける、痛みを知っている側でよかったなということ。確かに、痛みを知っている側はとてももろいと思います。私自身その痛みによって、自殺を選ぼうとしたことが何回もありました。だけど痛みを知っているからこそ、同じ痛みを持った人の力になることができる。
「それ痛いよね。知ってるよ。私もすごく痛かった。だから力になるよ。」
たぶん私は誰かにそう言ってほしかったし、私の心が壊れてしまったのを周りの人に見つけてほしかった。

あんな人たちに心が壊されたと、人生が左右されたと信じたくない。だけど、現実は言葉や態度で簡単に人生をめちゃくちゃにできます。それでも、私は自分自身のために誰も恨まない選択をして、生きる選択を今しています。その決断をするのは長くて痛くて辛かったけど、人の痛みに寄り添える人間になりたい。

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