いじめ克服体験談今に至っても許せません

私は幼稚園から中学校までいじめに遭っていました。クラスや学年の一部の人達からの時もあるし、ほぼ学年全員の時もあります。
一番辛かったのは小学6年~中学3年の頃です。
クラスのリーダー格の女子とトラブルになり、取り巻きの数名の女子から、悪口、いじめを受けていました。
同じ中学校に行くのが嫌で、受験を検討しましたが、自分の実力に自信が持てず、私立は金銭的に親に負担がかかることなどを心配して、地元の中学校に行くことにしました。
けれど、この選択は間違っていました。

なぜなら、いじめは続き、幼稚園の頃のいじめっ子たちとも再会することになり、地獄が倍増したからです。
教師達に「あの人はカンニングしている」と嘘を言われ、テスト期間中は私のすぐ後ろに立ち、ずっと監視されていました。
また、この人達とは別に、音楽の授業、クラスで好きな友だち同士で発表する時間があり、ある女子から私を一人でさせるように仕向けられ、私とするはずだった人達を全部奪われ、仕方なく私が「入れて」と言ったら、もう一人の女子と顔を見合わせ、無言でニヤけながら走りさって行きました。
結局一人で発表したのですが、途中上手くいかず、その加害者は「ちゃんとやって欲しいよね」と他の女子達に言っていました。

その人はある企業の社宅住まいで、その社宅仲間の女子達に、いつもくっついている人です。
その人こそ群れていないと何もできない人です。その発表の授業は後日2回目があったのですが、今度は友だち一人が私と一緒にしてくれて、完璧な演奏ができました。
その友だちにも加害者はまた、私を一人にしようと「ねぇ~、一緒にしようよ~」と何度も言っていましたが、友だちが最初の時に私が被害に遭っていたのを知っていたので、何度も断り、私と発表してくれました。その友だちには感謝しています。

その人は他の人達から一時期チヤホヤされてて、調子に乗っていました。私の悪口をクラスの女子達に言いまくっていました。けれど、それを確かめに来た数人の女子に、私が潔白の証拠を提示すると、その人達には誤解が溶け、加害者は悔しそうにしていました。

もう一人の加害者は、将来は特別支援学級の先生になりたい、と言っていましたが、特別支援学級に遊びに行き、「可愛い、カワイイ」と言っていましたが、それは自分に懐く子にだけであり、他の人には悪口を言っていました。
私は家族に障害のある人がいて、他の人より身近に日常的に分かっている部分も多いのですが、数年後、加害者が特別支援学校の教育実習にいた事を知り、唖然としました。人をいじめてきた人間がなってはいけないと思っています。

たくさん、いじめ加害者から酷い事をされ、傷付けられ、今に至っても許せません。
また、私は思い込みで自ら地獄に行ってしまいました。
もし、私が他の中学を受けていたら、まぐれでも受かったかもしれないし、私立もしっかり親と話し合ったら行けたかもしれません。

今、いじめに遭っている人は相談できる人がいたら、試しでも相談してみて下さい。
私のような失敗をしないように幸せになって欲しいです。

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