いじめ克服体験談一緒に頑張ってくれると嬉しいです

私は現在進行形でいじめに遭っています。小学校でのいじめは2回ありました。5年生で「死ね」と書かれた紙を机に入れられたけれど、当時の担任の先生のおかげでそれ以上は実際の被害は何もなかったです。6年生になって一軍女子のグループにいた自分でしたが、ある日突然、休み時間に呼び出されて、その日からクラスで「○○」と呼ばれてクラスのほとんどの人から避けられる日々が始まりました。これは卒業まで解決することがなく、担任だった先生も何もアクションを起こしてはくれませんでした。

中学生になっても、受験をしていないので半分くらいは知ってる人がいる中学校です。部活に打ち込むことで自分の居場所を見つけ、一部の人から避けられたり陰口を言われることに慣れてしまいました。そんな中、受験の山場となる中3の2学期、今までのいじめの何倍ものダメージを食らうことが起こりました。初めは机にぐしゃぐしゃの紙があり、「死ね」と。その翌週には「消えろ」と書かれた紙が入っていました。同一人物、同時の可能性もありますが、相当なダメージでした。学校に行くだけでエネルギーをものすごく消費して、紙を見つけた日からしばらくは教室が辛くて、動悸が止まらないほどでした。たまたまテスト期間に入って止んだのかなと思った矢先、今度は筆箱がなくなりました。最初は『自分が失くしただけだ』と思ったものの、どこを探しても見つからず、今も見つかっていません。

小学生のことは、忘れこそしないものの、そこまでとらわれることはないです。中3のことは(自分で言うことではないのは承知の上で)かなり心の傷が深く、自分の気持ちに大きな影響を与えたと思います。親との関係があまり良くないので、相談したり、学校を休んだり、ということができない状況です。

私は人に心を開くまでに時間がすごくかかります。だから本音で話せる人は少ないです。一番話すのは教科の先生です。何度も相談に乗ってもらい、その先生の前で幾度と知れず涙を流したこともあります。私は一時期、『自分はもうだれにも必要とされてないんじゃないか』『生きてる意味ない』『消えたい』と思ったことがあります。でも、その先生がそっと手を差し伸べてくれて、かけてくれた言葉がたくさんあります。「学校にはおいで。いつでも話聞くから。」「本当に必要としてなかったら心配したり話聞いたりしないから。」「ひとりで抱え込むのだけはだめだから。」「無理しなくていい。」…書ききれないけど、本当に多くの言葉に救われました。忙しい合間に、朝でも、給食の前でも、授業のあとでも、本当にいつでも助けてくれます。

今でも『生きてるのが辛い』って思うことはあります。しばらく経ったのにフラッシュバックで苦しめられることもあります。リストカットした跡だってあります。でも、私みたいな人は、これ以上増えないでほしいと願っています。いじめは本当に辛い。良いことなんてひとつもない。

これだけは言わせてください。これを読んでいる皆さんが本当に苦しくて辛くて悩んでいることはすごくよくわかります。そして何より、すごくがんばって毎日を過ごしていることも。だから自分を褒めてあげてください。そして誰かひとりでいいから、自分の本音を話せて、支えてくれる人と出会ってください。

『自分なんて』って思う日があるかもしれないけど、あなたを必要としている人は絶対にいます。綺麗事に聞こえるかもしれないけど、死んじゃわないでください。これは私の1番の願いです。いじめによって命を絶たなきゃいけない、そうするしかないような状況にだけはなってほしくないです。私もがんばって毎日を生きていきます。だから無理はしないで、一緒に頑張ってくれると嬉しいです。それが仲間だから。

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