いじめ克服体験談生きてきて良かったと思えるような人生を自分にプレゼントしたい

私は10年間いじめにあってきました…。
最初はただ無視されるだけでしたが、徐々にいじめの種類は増えていきました。小学生の頃から始まっていたため、中学1年の最初は同じ小学校の子からのいじめだけでしたが、2学期になると学年中に私の全く正しくない噂が広まったり、嫌なあだ名が流行ったりして、一気に私の心は辛くなりました。しかも、加害者が私と同じクラスでもありました…。いじめが酷くなる中、周りはみんな笑って見ているばかり。友達も見て見ぬふりで、味方は誰もいなくて、とても孤独な戦いでした…。
中2になる少し前に、担任へ助けを求めた結果、私は助けてもらうことが出来ました。いじめは無くならなかったけど、最低限、酷かったあの時よりは楽に過ごすことはできたと今では思います。

高校は同じ中学校の子がいない所へ入学しました。しかし、何故か中学校の頃と同じく、正しくない噂を広められ苦しみました。フラッシュバックもあり、多くの場面で辛くなることが多かったです。
高2の後半になると、私のことを周りが知ってくれたことで、噂はデマであると理解してくれました。そして、高校2年で、とある先生と出会ってからは本当に心からこの高校にきて良かったと思える毎日を過ごせています。今でもフラッシュバックは多く、特に勉強の内容がトリガー(きっかけ)になりやすいので、高校のその先生に助けて貰って、今は受験に向けて頑張ってます!!

小学校の頃に誰かに相談すれば最低限、加害者と同じクラスではなかったのでは?という意見を先生方からもらうことも多々ありました。しかし、私の家庭状況は複雑だったため、相談は難しかったです。それは今も昔も変わりません。今でも家族にはいじめのことは話せていません。もちろんフラッシュバックのことも。

でも、私を支えてくださる人はいます。私はよくその先生に「今は本当に狭い学校という世界しかあなたにはないかもしれない。でもこの世の中には必ずあなたを助けてくれる人がいる。それが見つかるのが早いか遅いかだけ。」って言われます。その手を差し伸べてくれる人が友達かもしれない、家族かもしれない、先生かもしれない、ネットの人かもしれない…私はたまたま中高の先生だっただけ。

今、私は将来の夢を叶えようと勉強を頑張っています。あの時辛くても生きてきて良かったと思えるような人生を自分にプレゼントしたいからです。

今、被害を受けている人たちはきっととても辛く、孤独かもしれません。そして未来なんて分からないって思う人もいると思います。実際私も生死について考えることも多々ありました。時には逃げたって良いんです。頑張りたいなら頑張れば良いと思います。私もそうだったから。でも、自分が思っているよりも今まで十分頑張ってきてるはずだと思います。だから自分を大切にしてあげてください。

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