相手も自分も大切にするとは
2025年10月31日
深めよう 絆 にいがた県民会議 事務局
「少数派」とは、どんなイメージですか?
あなたは「多数派」でしょうか?それとも「少数派」?
例えば、ドッジボールと鬼ごっこのどちらかを選ぶとき、「〇〇をやりたい。」とあなたは意見を言いますか?絶対自分の意見を通したい人もいれば、周りを見て決める人、黙っている人もいるでしょう。どうしたら、みんなが納得する決め方になるのでしょうか。
世の中には、たくさんの「少数派」がいます。米粒に絵を描ける人、走るのがすごく速い人、同性同士のカップル、みんなと違う意見をもつ人、みんなと違う行動をする人など。走るのがすごく速い人は、みんなから注目されますね。また、みんなと違う意見をもつ人、違う行動をする人は、目立つでしょうか。
日本人は同調圧力が強いと言われ、みんなと同じものを選びがちです。目立つことを避け、みんなと同じだと安心する人が多いのです。だから、意見を聞かれたときに「どちらでもいい。」、「みんなと同じでいい。」と言う人もいますね。
けれども、「多数派」が「良い」、「正しい」のでしょうか?どの人の意見にも耳を傾け、互いを尊重できるといいですね。自分と違う意見は、「そういう考えもあるね」と受け入れましょう。そして自分の意見は、誰かを傷つけることにならないかを考えてから言いましょう。いろいろな意見を出し合うと、新しいアイディアが生まれます。
先ほどのドッジボールと鬼ごっこは、時間を半々にするか、次回違う方をやることにすれば、両方の意見を取り入れられますね。また、ドッジボールと鬼ごっこを組み合わせて、新しい遊びを考えるのも面白いかもしれません。いろいろなアイディアを出し、みんなが納得するやり方を探すことが、よりよい社会を作ることにつながるでしょう。
- ホーム>
- 県民運動について>
- いじめ見逃しゼロ コラム>
- 相手も自分も大切にするとは