いつもより少しだけ

2024年5月31日

深めよう 絆 にいがた県民会議 事務局

今回は、児童生徒のみなさんへのお話です。
新年度もあっという間に2か月が終わりました。
あなたにとって、この2か月はどうでしたか?
新しい環境にも慣れた頃でしょうか。
この時期になると、学校では楽しいイベントも行われます。
きっと楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
「友だちとワイワイ過ごすことが楽しい!」「毎日学校行事があればいいなぁ」
あなたのまわりからも、こんな声が聞こえてくると思います。
確かに、そう感じる人はたくさんいるでしょう。でも本当に全員がそう思っているでしょうか?
まわりをよく見てみると、実はにぎやかな雰囲気が苦手な人がいます。行事の目標を達成するために、努力したくてもできない人がいます。みなさんの耳に届いている声だけが、全員の意見ではないのです。
このコラムを読んでくれたあなたには、ぜひ、声を出せない人の気持ちを大切にしてもらいたいのです。友だちと関わることが苦手な人、大きな声を出すことができない人、勉強がよくわからない人。たくさんの人が集まる学校だからこそ、お互いを理解し、認め合うことができたら、ステキですね。

6月は新潟県の「いじめ見逃しゼロ強調月間」です。
今月は、いつもより少しだけまわりを見て、まわりの人を理解し、お互いに認め合う。そんな1か月にしていきませんか?