感情の原因となっている「理由」を表現しよう

2023年11月30日

深めよう 絆 にいがた県民会議 事務局

自分はこう感じている、こう思っている、こう考えている・・・。人はそれを伝えるとき、「言葉」を使って書いたり、話したりします。

例えば、「ウザい」という言葉があります。
「ウザい」は、「うるさい」「うっとうしい」「わずらわしい」「面倒くさい」といった不快な感情を表す言葉です。短いフレーズで便利だから、よく使われますが、聞いた相手が傷ついてしまうことがよくあります。
この言葉はどういう気持ちを伝えたいときに使うのでしょうか。例えば、「今は、一人でいたい気分だから、放っておいてほしい」、「それは気分が悪いから、やめてほしい」、「面倒だから、やりたくない」など。「ウザい」気持ちの原因となる「理由」があると思います。
もしかすると、短く使いやすいフレーズだからと何気なく使った言葉が、自分のその時の「理由」を上手に表現できず、相手を傷つけているかもしれません。

会話やSNSの書き込みなど自分の感情を「言葉」で表現するときは、気持ちが分かりやすく相手に伝わるように、使う言葉を選んで「理由」もきちんと伝わるよう表現すると良いと思います。
お互いに誤解することが減り、傷つく人が減っていくのではないでしょうか。