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消えない情報~デジタルタトゥー

2021年6月25日

深めよう 絆 にいがた県民会議 事務局

 今回のコラムは、「デジタルタトゥー」について考えてみます。
 私たちは日頃からインターネットを使って、動画を見たり、様々なことを調べたりしています。また、インターネットは情報を受け取るだけではなく、自分の方から情報を発信することができます。多くの人が、インスタグラムやツイッターといったSNSを使って、自分の普段の様子を手軽に公開できるようになりました。
 でも、この手軽さが、場合によっては、とても大きなトラブルを引き起こすことがあるのです。

 インターネット上に一度でも記された情報は、完全に消すことはとても困難です。SNSなどに自分の画像を載せたあとに、やっぱりやめておこうと思い直してその画像を削除したとしても、掲載されていた間に、誰かがその画像を勝手にコピーし、保管しているかもしれません。その画像がまた、別の誰かの手に渡り、さらに別の人へどんどん拡散していったとしても、自分では、もうどうすることもできません。
 このように拡散してしまった画像や情報は、何年も時間がたってすっかり忘れた頃に、突然自分の前に現れて、自分に不利益をもたらすこともあるのです。

 このように、インターネット上に刻まれた過去の自分の姿は、消すことができない刺青(いれずみ)=タトゥーにたとえられ、「デジタルタトゥー」と呼ばれています。
 拡散した情報が誤った情報だったとしても、インターネット上に掲載してしまったことをあなたがどれだけ後悔しても、一度刻み込まれたあなた自身の「記録」は消えないのです。

 「友だちだけの限定公開だから安心だ」
 「あの人のことを信頼しているから、この画像を渡してもきっと大丈夫」

 こんなふうに考えて、安易に自分の情報をインターネット上に載せてはいませんか。
 大人も子どもも、インターネットの特性と、気を付けなければいけないことを十分に理解した上で、安全に、便利に、使っていきたいものですね。