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分かりあえないってことを面白がるのさ

2020年12月20日

森下英矢
(お笑い芸人、個人サポーター)

「いじめはよくない」これは誰だって知っていること。
なのに、なぜ、いじめはなくならないんだろう。

いろんな例を見ていると、その多くは「裏切られた」からだそうな。

同じクラブを選んでくれるかと思った。
昨日見たドラマで同じ感想を持ってくれると思った。
必要な時に来てくれると思った。
でも、裏切られた。

腹立ちますよね。この怒りをぶつけたいですよね。
そうなるといじめが起きてしまいます。

ビートたけしさんは言いました、「人に期待するな」って。
最初聞いたときは「なんて冷たいことを…」と感じましたが、言葉の裏まで読めばそうでもない。

やっぱり人はみんな違うんですよ。
好きなタイプを聞いていくと、答えはバラバラで、「この人は自分と同じ景色が見えているんだろうか?」と言いたくなるような答えが返ってきたりします。
いや、むしろ僕がそう思われているかもしれない。
そこに同じ答えが返ってくるはず!なんて期待してもしょうがないんです。
もって生まれた感性、育ってきた環境、視力、求める魅力…
みんな違うんだから。

「そんなこと言ったら、みんながバラバラな世界になっちゃうじゃないですか!」

そう。でも、人間は一人で生きていけないんですよね。
支えあわなければ、前には進めません。
本当に一人ぼっちになったら、今日の夕飯はどうすればいいんだ?

「誰にも期待しないで、でも支えあうってメチャクチャじゃないですか?」

そう。この世の中はメチャクチャなのかもしれません。
その昔、シンガーソングライターの小沢健二さんがこんな歌を歌っていました。

「分かりあえやしないってことを分かりあうのさ」
ん?どういうことだ?

僕はそこにもう一工夫。
「分かりあえないってことを面白がるのさ」
で、どうでしょう。

僕はカレーが好き、君はラーメンが好き、僕たちは分かり合えません。
でも、君がなぜラーメンを愛するのか聞くことは面白い。

人は違う、それは裏切りではなく個性です。
それを互いに面白がって、一緒に歩んでいく。

気づけば、笑顔あふれるチームができていることでしょう!

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