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必ず応援団は現れる、だから・・・

2020年1月20日

伊勢みずほ(フリーアナウンサー・個人サポーター)

「何言っているの?がんになることは珍しいことでもかっこ悪いことでもないんだから、堂々と公表して早くテレビの世界に戻りなさい。みんなの力を借りなさい。」これは私の体の中にがん細胞があるとわかり、その辛さをなかなか周囲の人に言えずにいた私に、主治医の先生がかけてくださった言葉です。
本当に辛いことは、どうしてこんなに人に言いづらいんだろう。
がんになって初めてわかったことでした。
主治医の言葉に背中を押され、私は周りの人たちや、テレビを見てくださっている新潟の方々、ラジオのリスナーさんたちに、勇気を出して乳がんになったことをブログで公表しました。すると自分でも想像もしていなかったことが起きました。それは本当に沢山の方々から応援や励ましの言葉が届いたのです。その中には「一緒に頑張りましょう!」「私もがん経験者です!」という同じ体験、思いを持った人たちからのメッセージが多くありました。
自分の置かれている辛い状況を誰かに話すことはとても勇気がいることかもしれません。でもそれを言葉で伝えることができたなら、必ずその人の周りには応援団が現れます。必ずです。
私は「がん」と「いじめ」はとても似ているなぁと感じています。いじめはいつの時代もどこの世界にも存在し、子供だけでなく大人のいじめだって珍しくありません。ということは、私が主治医にかけていただいたあの言葉、そっくりそのまま・・・「いじめられることは珍しいことでもかっこ悪いことでもないんだから、堂々と周りの人に伝えて、周囲の人の力を借りながら解決しなさい」と、言い換えることができます。
何かあったら一人で考えて解決しようと頑張るよりも、少しの勇気を出して自分の抱える辛いこと、不安なこと、怖いことを言葉で表現して周りの人に伝えてほしい。そして伝えられた側の人は、その人の勇気をほめたたえ、全力で助けてあげてほしいと強く願います。

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