いじめ克服体験談本当の友達

 私は3度に渡っていじめを受けてきました。1回目は小学5年生の時、複数の男子から「キモい」「調子に乗ってる」など、何かといじめの口実をつけられ暴言・暴力を受けました。毎日足を蹴られ、打撲痕で足全体が紫色になっていました。
 2回目は小学6年生の時、学校でいじめっ子で有名な生徒たちに目を付けられ、私の肌が弱く荒れていたことを理由に「キモい」「うつる」「菌」などと呼ばれるようになりました。ひたすら嫌な暴言を言われても無視して耐えてきました。担任は「クラスメイトと仲良くしろ、友達少ないやつは社会でやっていけない、クラス目標の『協力』に背いている」などと私を呼び出し全員の前で何度も怒鳴り付けました。そんなわけで自分を全否定する担任にいじめを受けていることなんて相談できませんでした。
 3回目は中学の部活での時、部活で上位ランキングのグループから「下手くそ下手くそ」「やめろ」と言われ続け、そのグループの仲間の下っぱを試合で倒した時、「あんな下手くそに負けた」「死ね」などと泣きながら暴言を吐き捨てられたのを今でも覚えています。

 しかし高校生になったとき大きく環境が変わりました。私はもう一度ちゃんと部活がやりたいと思い入部しましたが、人がとても怖く話すこともなかなかできませんでした。でも、チームメイトは何度も話しかけて来てくれ、こんな私を受け入れてくれました。彼女たちと練習などで共に過ごしていくにつれて、私は本音で会話をすることができるようになりました。そして初めて本当の友人ができました。数えきれないほどの思い出をもらいました。彼女たちは私の命を救ってくれた恩人であり、かけがえのない友人です。
 将来はいじめを早期発見し解決する警察官になって、友人たちが私を救ってくれたように、見えないところで苦しむ人々を救いたいです。

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