いじめ克服体験談先生に言ってほしかった。助けてほしかった。

私は小学5年生の時に、主にA君たちにいじめられました。
A君たちとは、仲良し(腐れ縁?)で、私の目の前で「(私の名前)って、〇〇だよねー」のように、私の悪口を言ってくるんです。
それが何度も起きて、その度に先生に色々言われ、謝られ、また謝られ…と繰り返しました。

半年ほどで収まったのですが、私が一番許せなかったのは、周りのみんなです。
ある日、流石に限界が来て、私は給食前に泣き出してしまいました。その時、「大丈夫?」と優しい言葉を掛けてくれていた人が2人いたんです。
でも、泣きながら気づいたんです。こうやって、優しい言葉を掛けてくれる人も、ただ黙って見守っててくれる友達も、親友も、みんな、みんな、いじめを止めてくれなかったんだ、と。

ただ、先生に言ってほしかった。助けてほしかった。そう思うのは、わがままだったのかなあ?
いじめが終わっても。もしA君たちを許せる日が来ても。一生、この悲しみは治らないんだと思います。
確信がなくても、おせっかいだとしても、「悪口はだめだよ」「先生、悪口言ってました」そうやって、言ってほしい。

被害者にとって、見ているだけの人は、「助けてくれない人」としか思えないから。
いじめる人と同じように見えるから。
「やめて」「助けて」 その声を聞き逃さないでほしい。

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