「いじめ見逃しゼロ県民の集い」講演会動画を配信します

2020年8月25日

深めよう 絆 にいがた県民会議事務局

令和2年度「いじめ見逃しゼロ県民の集い」

9月22日(火・祝)に行われる「いじめ見逃しゼロ 県民の集い」は、例年のような集会ではなく、講演会の動画をYouTubeでライブ配信する形で実施します。
講師は、一般社団法人ヒューマンラブエイド共同代表、仲野繁氏と刀根麻理子氏です。昨年度の「県民の集い」での尾木直樹氏の講演の中で、足立区立辰沼小学校のいじめ防止の取組が紹介されました。今回の講師の仲野氏は、辰沼小学校の校長として子ども主体のいじめ防止の取組を行ったことで知られ、文部科学省でもその取組が高く評価されました。(注参照)

仲野氏の「いじめ防止」の取組とは

いじめを防ぐには、学校を「いじめは認められない」環境にすることが重要であるとの考えのもと、子ども主体のいじめ防止活動組織「辰沼キッズレスキュー」を立ち上げ、多人数によるパトロールや「辰沼しぐさ」の普及等に取り組みました。互いに助け合いながら、いじめに反対する子どもを増やすことで、いじめが起きにくい学校を目指しました。

講演動画をぜひ御覧ください

今回の「県民の集い」の講演では、子ども主体のいじめ防止活動の実践を踏まえ、「子どもを倖せに導く教育のあり方とは~日本初!子ども主体のいじめ防止活動からの考察~」と題し、いじめ未然防止のために家庭や地域、学校が何をすべきか、仲野氏が熱く語ります。「県民の集い」講演会の詳細は、後日、ポータルに掲載予定です。ぜひ、御覧ください。

※講演会はYouTube公式チャンネル「新潟県いじめ見逃しゼロチャンネル」にて公開予定です。講演動画は、10月21日(水)まで視聴が可能です。

注:仲野氏の辰沼小学校における取組は、以下から見ることができます。
文部科学省『いじめ対策に係る事例集』(平成30年9月発行)
p56~p59「いじめの未然防止に係る取組 ケース22児童生徒が主体となった取組(その1)」